自転車のペダル交換

交換・整備

このページでは自転車のペダル交換について説明します。

個人的にペダルはワンポイントアクセントになるので好きです。

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ペダル交換

怪我にはくれぐれも気をつけて下さい

用意

  • ペダル
  • ペダルレンチ(もしくは15mmレンチ)
  • グリス
  • 呉5-56(必要に応じて)

レンチは専用工具のペダルレンチが推奨です、ペダルの種類によってはレンチの厚さでレンチがきちんと入らない可能性があるからです。

レンチが分厚くて斜めにしか入らない

手持ちの15mmコンビネーションレンチはまっすぐに入りました。
ホームセンターにて1,200円程度でした、珍しいサイズなので置いてないかもしれません。

初めてペダルを交換する場合は錆びていたりすると頑丈に固まっていることが多いです、力をかけやすい専用工具に頼るのが最良手だとは思います。

また、ペダルによっては六角レンチで固定できるものもありますが、本締めはスパナ(ペダルレンチ)を使ったほうがしっかり固定できて良いと思います。

6mmの六角レンチ

呉5-56はペダルのネジが錆びて固まっている状態の場合に使用します。

規格

ペダルには2種類の規格が存在します。

[規格] 9/16インチ 1/2インチ
[ネジ径] 約14.3mm 約12.7mm
[使用タイプ] ほとんどの自転車に使用 ビーチクルーザー、BMX、一部の子供用自転車…etc

ほとんどの場合、9/16インチだと思うのであまり気にしなくていいと思います。

実測定は14.08mmでした

参考 三ヶ島製作所「Q.ペダルを取付けられない(ネジのサイズが違う)」

材質

プラスチック製とアルミなどの金属製に分かれます。

プラスチック製は靴裏に優しいですが滑りやすくなるかもしれません。金属製はその逆で靴裏を傷つけてしまう可能性はありますが、滑りにくくなります(滑り止め釘などがある場合)。

取り外し

必要に応じて呉5-56を吹き付けておきます。

進行方向に対して『右側が右ペダル』、『左側が左ペダル』とします。

右ペダルの取り外し

右ペダルは『正ネジ』タイプで外すときは左回し(反時計回し)に力を入れることによって緩めることができます。

力あり余って怪我をしないように注意して下さい
左ペダルの取り外し

左ペダルは『逆ネジ』タイプで外すときは右回し(時計回し)に力を入れることによって緩めることができます。

外し方のコツ

片手でペダル(orクランク)を固定し、もう片方の手でレンチを回すとやりやすいと思います。

手が届かない、力が入らないという方は以下の方法がおすすめです。
反対側のペダルが動かないよう、ペダル下に物を置きます。

取り付け

汚れや付着物を落としておきます。パーツクリーナーがあればグッドです。

ペダルには左右(L/R)が決まっています。ネジ部分に記載されていることが多いです。

ネジの向きが異なっているので間違わないように気をつけて下さい。

グリスを塗ります、ゴム手袋などを使うと綺麗に塗ることができます。

最初は工具を使わずに手で締めれる部分まで締めていきます。

右ペダルの取り付け

右ペダルは『正ネジ』タイプなので右回し(時計回し)でネジを締めていきます。

締めるときはクランクが動かないよう、後輪ブレーキをかけて固定します
左ペダルの取り付け

左ペダルは『逆ネジ』タイプなので左回し(反時計回し)でネジを締めていきます。

はみ出たグリスを拭き取ります。

これにてペダル交換は終了です。

補足

力のかけやすい大型のモンキーレンチだとうまく入りませんでした。

小型モンキーレンチであれば入りましたが取っ手が短い分、力が入らず緩めることができませんでした。

ペダルの種類によって変わるのでここは要確認のポイントだと思われます
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