前回の記事からほぼ1年経過していますが最近、倉庫に眠っていたママチャリを前3段・後6段にしてみたのでその時の紹介です。
前3段化
クランク・ディレイラー
まず最初にクランクですが数年前よりフロントを多段にしたい気持ちがあったので3段のものを使用していました。
リアは6段スプロケットを使っているのでそこからディレイラーの選別を行います。
自分の場合はフロントが「42-32-22T」、リアが「14-28T」になるのでキャパシティはフロントが20T-10Tリアが34Tになるようです。
参考 自転車探検!ディレイラーのキャパシティ(https://jitetan.com/capacity.html)
リアディレイラーはキャパシティが43TであるRD-TYを使用していたので合格でした。
お次にフロントディレイラーですが今回はFD-M310(63-66°)にしました。
難しいのはフロントディレイラーの角度で自転車の角度によって選ぶ度数が変わってきます。今回、自分も「63-66°」と「66-69°」の2つで悩みました。
参考 フロントディレーラーとチェーンステーアングルについて(https://escape.poo.tokyo/bicycle-components/chain-stay-angle/)
計算式等も存在するようですがママチャリゆえザックリな計算しかできませんでした。
シフトレバー
どうせなら前後でお揃いのシフトレバーをつけたいと思い、6段の方も新調しました。
機構は違いますけど統一感があって個人的には気に入っています。
ケーブルガイド等
ママチャリにはケーブルガイド等の機構が基本的には存在しないためどうにかして用意する必要があります。
自分が用意したのは以下の通り。
ケーブルハンガーはアウターケーブルのエンドを作るために購入しました。
Vブレーキのガードパイプは自分の自転車が特殊形状でケーブルがどうしても削れるのでそれを軽減するために買いました。
アジャスターはフロントギア部位にはワイヤーを調節する機構が無いため必須アイテムだと思います。
取り付け
取り付けから調整はあさひサイクルさんのサイトを参考にしました。
参考 リアディレイラーワイヤーの交換と調整(https://www.cb-asahi.co.jp/contents/category/maintenance/transmission_rd/)
参考 フロントディレイラーワイヤーの交換と調整(https://www.cb-asahi.co.jp/contents/category/maintenance/transmission_fd/)
またフロントディレイラーの説明書も調整順序として参考になります。
参考 SHIMANO 取扱説明書(https://si.shimano.com/pdfs/si/SI-6NMFA-004-JPN.pdf)
取り付けが完了したらギア調整ですが後輪を浮かすことができるスタンドがあれば楽に作業ができます。
あるとなしでは大きく異なると思います。
自分も今までは手で後輪を持ち上げたり、実際に漕いで調整していましたがうまく調整ができなくて悩んでいました。しかし、ディスプレイスタンドを使うことでとても簡単に調整できました。
まとめ
クランクは4~5年前に購入したものの今まで前3段にできなかった自分を情けなく思った今日このごろでした。
フロントディレイラーを搭載した自転車には初めて乗りましたが、改めて自転車に乗る楽しさというのを実感しました。涼しくなったらサイクリングに行きたいものです。
というわけで世にも奇妙なママチャリ3×6化のお話はこれにて終了、またどこかで何かを改造しているかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。