アルミホイールでママチャリ軽量化!

ママチャリ改造

ママチャリを軽くしたいという方にオススメなのがホイール(リム&スポーク)の交換です。

ママチャリの規格だと、どれだけ軽量化が行えるかは自転車次第ですが自分の場合だと1kg以上は軽量化することができました。

この記事はステンレスホイールからアルミホイールに交換することによって軽量化を行うことを目的としています。

逆にステンレスホイールに交換したいという方も参考になるかと思います。

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アルミ? ステンレス?

交換する前に考えなければならないことや調べておくことがあります。

アルミとステンレスの見分け方

まず最初にママチャリのホイールがステンレスかアルミかを調べる必要があります。

アルミホイール

ママチャリのアルミホイールはアルマイトが施されて白っぽく光沢がないことが特徴的だと思います。

安価な自転車は基本的にアルミが素材として使われていることが多いです。

ステンレスホイール

ママチャリのステンレスホイールは鏡っぽく光沢的なのが特徴だと思います。

一部の高級ママチャリに使用されています。おそらくステンレス製は少ないです。

参考 丈夫なママチャリの見分け方|平日WEB系SE 週末時々自転車屋

ブランド品や型番が分かっている時はホームページで確認するのも手です(ホイールの表記がない場合はリムとスポークの欄を見ればOKです)。

自分もアルミかステンレスか分かりにくかったのでメーカーに直接、質問しました。

アルミとステンレスどちらが良いのか?

結論から言うと個人の好みです。

明確な違いといえば、「ステンレスの方がアルミより丈夫」「アルミの方がステンレスより軽量&安価」ということですね。

サビに関してはいろいろな要因があるためどちらもあまり大差ないと考えています。

電動自転車や重たい荷物を積むママチャリだとステンレス製のほうが良いのかなとは思います。

高級なママチャリのステンレスホイールを安価なアルミホイールへ変えることに抵抗のある方もいらっしゃると思います。

フロントホイールをアルミ製にする

上記のことを踏まえて、まずはフロントホイールをアルミ素材に交換したいと思います。

注意点

いくつか気をつけるポイントがあるのでまとめてみます。

  • インチ数
  • ハブダイナモ搭載の有無
  • フロントブレーキの種類
  • リムテープ(バンド)

インチ数

一番の重要事項です。ママチャリが何インチか分からない場合はタイヤに記載されていると思うのでそちらで確認できればOKです。

ハブダイナモ搭載の有無

次に、ハブダイナモライトが付いているかです。ホイールの軸(ハブ)部分に発電機が付いているのが特徴的です。

このままハブダイナモライトを使用される方はオートライト用のアルミホイールを購入するのがお手軽です。ただし、接続端子にいくつか規格が存在するので注意して下さい。

参考 自転車のライトの配線について|Yahoo!知恵袋

ハブダイナモはとても便利ですが、発電機部分が重たいのでさらなる軽量化を行うため、自分は電池式の携帯ライト&普通のアルミホイールに交換しました。

【ママチャリ軽量化】ハブダイナモを捨てる!
ママチャリ御用達のハブダイナモを捨てて、携帯ライト&フロントアルミホイールへ交換しました。約1.1kgの軽量化を達成。軽量化の恩恵を大きく受けるのは登坂のため、あまり坂道がない場合は効果がそこまで無いかもしれません。

ブレーキの種類

基本的にママチャリのフロントブレーキはキャリパーブレーキです。

キャリパーブレーキのシューにはアルミ用とステンレス用があるので、アルミ用に買い換える必要があります。

この際、ブレーキごと交換するのもありかもしれませんね。ただ、ママチャリは様々な特殊規格(特にセンターボルトの長さ)が存在するため交換には十分なリサーチを行う必要があります。

『TEKTRO(テクトロ) 800A』のシャフトが短い件
フロントブレーキを購入したのですが、ボルトの長さが短くてスペーサーが入らない事態に。ボルトをホームセンターで買ってきて交換してみました。

リムテープ(バンド)

タイヤとチューブの再利用は利きやすいのですが、リムテープはママチャリによって、テープで貼り付けられて再び使えない場合があるので交換する前に確認しておくのが吉です。

リムテープには幅サイズがあり、自分は12mmを使用しました。

交換実施

フロントホイール交換は特に難しい部分はないので、すんなりとできます。takaよろず研究所さんのサイトが参考になると思います。

参考 買い物自転車の前タイヤ交換|takaよろず研究所

リアホイールをアルミ製にする

フロントホイールは比較的簡単ですがリアホイールはギアやハブブレーキも絡んでくるので複雑になります。

注意点

フロント同様に気をつけるポイントを挙げていきます。

  • インチ数
  • ハブブレーキの種類
  • ギアの種類
  • リムテープ(バンド)

インチ数

インチ数はフロントの説明と同様ですね。

フロントとリアのインチ数は同じはずなのでどちらか分かればOKだと思います。

ハブブレーキの種類

ハブブレーキとは、自転車ホイールの軸(ハブ)部分に取り付けられたブレーキのことで、ママチャリは基本的にリアがハブブレーキになっています。

ここからが本題で、ハブブレーキには大きく2つのタイプがあって、「ドラムブレーキ」と「ローラーブレーキ」に分かれます(上の写真はローラーブレーキ)。

一方、下の写真はドラムブレーキ(バンドブレーキ)です。

受け皿のようなドラムが付いているところが特徴的です。

ローラーブレーキか、ドラムブレーキかで購入するホイールが変わってくるので要注意です。

ブレーキの仕様 互換性があると思われるブレーキ
ローラーブレーキ ローラーブレーキ
ドラムブレーキ サーボブレーキ
バンドブレーキ
メタルリンクブレーキ
ドラムブレーキ仕様のブレーキを再利用するにはドラム抜きという工具が必要になる場合がほとんどです。
かなり硬くて、自分は工具を使っても取れなかったのでブレーキごと交換しました。

ギアの種類

次にギアの種類についてです。

ママチャリの場合、「ギアなし(無変速)」「内装ギア」「外装ギア」の3パターンに分かれると思います。

内装ギアはリアディレイラーが無いけど変速できるというものですね、軸部分に内蔵されています。

基本的に内装3段ギアだと思います。

外装ギアはよくあるいっぱい変速できるものですね。

ギアスプロケットを再利用する場合はボス抜き工具が必要になる可能性があります。

リムテープ(バンド)

こちらはフロントと同様の説明なので省略させていただきます。

ママチャリの環境によって選択肢が変わる

「インチ数×ブレーキの種類×ギアの種類」の選択肢が存在するのでリアホイール交換はフロントに比べて複雑になっています。

自分の場合だと、「27インチ×ローラーブレーキ×外装6段ギア」という選択肢になりました。

ホイールを交換する際に、ブレーキとギアの種類を変えることは可能です。
自分はブレーキ(ドラム→ローラー)とギア(内装3段→外装6段)をチェンジしました。
ただ、ギアの異種交換はあまりオススメしません。
【ママチャリ改造】外装6段にする①
こんにちは。内装3段ギアが壊れたので外装6段ギアに換装しようという計画を立てて、実行中です。パーツが届くのが楽しみです。

交換実施

リアは述べたとおり、ギアやハブブレーキと色々絡んでくるので作業が複雑になります。

takaよろず研究所さんのサイトが参考になると思います。

参考 軽快車(ママチャリ)の後タイヤ交換|takaよろず研究所

自分も実際に行っているのでこちらも合わせて参考にしていただければ幸いです。

【ママチャリ改造】外装6段にする②
ママチャリ定番の内装3段ギアが壊れたので外装6段ギアに換装しました。今回はパーツの換装だけで次にワイヤーの調整等をやっていきたいと思います。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ママチャリ軽量化のためのホイール交換方法を紹介しました。

最初にも述べましたがステンレス製からアルミ製に交換することによって軽量化をはかっています。

元々、素材がアルミ製でもハブダイナモを捨てたり、内装ギアを辞めたりして軽量化できる可能性はあるかもしれません。

フロントホイールのアルミ化は簡単ですがリアは難易度が少しだけ高いです。

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