この記事はママチャリのフロントフォークとついでにヘッドパーツを交換しようとした世にも無謀な記事です。
Part.1ではフォークの取り外し、新規フォークの選定までを記載しています。
再び思い出のママチャリに乗るために!
ママチャリ改造の記事は自身が愛用する自転車のフロントブレーキ規格が合わずに更新がストップしていました。
一時はブレーキを改造することで乗っていたのですがやはり不安なので止めていました。
10年以上乗っていた自転車なので捨てることもできず、今回思いついたのがフォークに合うブレーキがないのならフォーク自体を交換してしまおうという旨です。
フォークを取り外す
ハンドルバーやらステムやらを取り外していきます。順番は適当です。
ステムまで取り外す
あっという間にステムだけになりました。
ステムも取ります。
ヘッドパーツ
次にヘッドパーツを取り外していきます。
最初はロックリングですね、フックスパナ等で外していきます。
こういう時に可変タイプが欲しくなりますね・・。
次は六角ナット、大型モンキーレンチで外していきます。
フロントロック(パークロック)用のナット、使っていないので不意にロックがかからないようにプラリペアで魔改造してました。
ベアリングが見えますね、これでフォークが取り外せます。
案外フォークって小さいですね、サイズを見ていきます。
フォークのサイズ測定
まず、フォークコラム径ですが25.4mmの1インチ規格のようです。
フォークコラム長は約190mmでした。
最後に下玉押し内径(クラウンレース外径)を測定します。マイナスドライバーとかあれば外しやすいと思います。
どうやらヘッドパーツは27.0mmのノーマルサイズ(JIS)ですね。これなら、こちらも合わせて交換できるかもしれません。
ホイールサイズは27インチなので検索条件としては「27インチ」「フォークコラム径25.4mm」の2点でしょうか。
コラムが長い場合は切ればいい話なのでそこは後回しですね。
参考 あさひサイクル ヘッドパーツの種類
参考 ランドナーのパーツ達 ヘッドパーツ
ちなみにですがブレーキシャフトを挿入する部分の長さは約38mmありました。
フロントブレーキのリムロックスペーサーやナットは合計で約18mmなので、すべて合わせると約56mm。一般的に販売されているシャフト長48mmより長いですね、特殊規格・・・。
新規フォーク
それでは新規フォークの選定を行っていきたいと思います。27インチという時点で希少なフォークですがどうやら数種類しかないようです。
この3点あたりがめぼしい商品でしょうか。どれも詳細なスペック情報を記載してくれていないという悲しい仕様。
今回はTANGEのフォークを選ぶことにします。おそらく丹下精機という自転車パーツを扱うメーカーの系列だと思います。
フォークの確認【TANGE 27FORK/s】
といわけで、ちゃりんこ王国さんからTANGE製の27インチフロントフォークを購入しました。県内発送で到着が早かったです。
下玉押しが付属していました。しかし形状は少し異なるようです。既存の下玉押しは念の為、捨てないで取っておいたほうが良いかもしれません。
発電式ライトの設置部位があります。外側だけ溶接されています。
コラム径ですがどうやら25.4mmの1インチ規格のようです。どこにも記載がなかったので少し心配でしたが良かったです。
コラム長は表記通り190mm程度、ねじ切り部分は結構長いのが特徴的です。
そして最も重要なフロントブレーキのシャフト挿入部位の厚さですが、約30.8mmと合格の範囲内ですね。どうやらこのフォークで問題なさそうです。
重さは908gで一般的なママチャリのフォークの質量だと思います。ちなみに既存のフォークは886gでした(おそらくブラケット差分)。
また、磁石にくっつくので鉄製っぽいです。
まとめ
というわけでTANGE製のフォークを使って問題なく交換できそうなのでPart.2はヘッドパーツを中心に記事を書いていくと思います。
未だに自転車の整備用スタンドを購入していないのでそろそろ買っておきたいです、腰を悪くしないかが心配です。