Panaracer-アルミ製フロアポンプ-レビュー編

自転車パーツ

Panaracer(パナレーサー)のアルミ製フロアポンプの簡単なレビュー評価を行います!

フロアポンプとは空気入れのことです!

フロアポンプを使用した記事は下記よりどうぞ♪

自転車のバルブを変換しよう!-実施編
ママチャリのバルブを英式から米式に交換してみました。実際はアダプターで変換しただけなので5分足らずで換装し終えました。
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Panaracer-アルミ製フロアポンプ

信頼と安心のPanaracer製

Panaracer(パナレーサー)は自転車のタイヤやチューブ、自転車に関連する製品を製造している会社で親会社はあのPanasonic(パナソニック)なんですね。Panaracer製の製品はとても信頼できるものとなっています。

アルミ製フロアポンプの特徴

  • 軽くて頑丈
  • 米式/仏式/英式バルブに対応(英式は付属のアダプターを使用する必要あり)
  • 空気圧が測定できる英式は不可。空気圧ゲージには若干誤差あり
  • ロードバイクなど高い空気圧を必要とする自転車には若干不向き(後述)
  • 約1,100kPa(11bar、160psi、11kgh/cm²)まで空気を入れることができる

取扱説明書(クリックで拡大表示できます)

仕様書とか使い方

  
仕様や注意事項、空気の入れ方について詳しく書かれていますね。

実際に入れてみる

米式・仏式

 
 
逆の手順を行えば取り外しが可能になります。

英式(付属アダプター使用)

 

逆の手順を行えば英式アダプターを取り外すことができます。
空気圧は測れないのでゲージは無視しましょう。

使用して感じたこと

良かった点

  • ホースが長くて自由が利くのでとても空気が入れやすい!
  • 比較的軽い、しかし丈夫で硬いので安心
  • 空気圧を測定しながら空気を入れることができる

この3点が大きく印象に受けました。特に感動したのがホースが長くて(約90cm)根元が回転するようになっているので、自転車のバルブの位置をあまり気にせずに空気を入れられることですね。

微妙な点

  • 空気圧ゲージが精密ではないため高い空気圧を必要とするロードバイクなどにはあまりおすすめできない(特に神経質な人)
  • 商品によって空気圧ゲージの表示単位が異なる(kPa/bar表示とkPa/psi表示がある模様)

ロードバイクは600kPaや700kPaと大変、高い空気圧を要求されるので少しの誤差で空気が入りすぎていたりすると破裂してしまう危険性があります。そういう安全面を考えるとロードバイクの方などはもっと高価で精密な空気圧測定器を使用することをオススメします。

また、この商品には空気圧ゲージの表示単位が[kPa/bar]表示と[kPa/psi]表示の2種類があるようです。[kPa]を使う方は問題ありませんが[bar],[psi],[kgh/cm²]を使用される方は単位を変換して考える必要があります。ちなみに自分は[kPa/bar]表示でした。

公式より、空気圧ゲージの表示は[kPa/psi]から[kPa/bar]に順次変更されるそうです!
一応、空気圧ゲージに単位の変換数値は記載されています(クリックで拡大表示可能)

まとめ

  • 3方式のバルブに対応していて空気圧ゲージも付いている
  • ホースが長くて根元が回転するので空気が入れやすい

私は非常に満足しております。

もちろん、3方式のバルブに対応していることもグッドポイントなのですが何と言っても空気圧を測定しながら空気を入れることができるので空気圧の調整がしやすいです。そして今まで使用していていた空気入れと違い、ホースが約90cmと長く、バルブに接続する際、煩わしい思いをすることが全くありませんでした。

総合的には良い物だと思います。バルブの方式を変える時、空気入れを買い換える時にオススメできる商品となっております。

Panaracer製「空気入れ 楽々ポンプ」との違い

似たような空気入れに、同じくPanaracer製の「空気入れ 楽々ポンプ」と言う商品があります。値段は変わりませんが何が違うのでしょうか?

「空気入れ 楽々ポンプ」の特徴

  • 入れられる最大空気圧は英式→500kPa、米式・仏式→700kPa(7bar、 101.5psi)とアルミ製フロアポンプより低い(アルミ製フロアポンプは1100kPa)
  • カラーバリエーションが黒と黄の2種類(アルミ製フロアポンプは黄/白/赤)
  • アルミ製とは明記されていない
  • 3方式のバルブに対応しているがそれぞれの方式に合うように注入口を調整しなければならない(アルミ製フロアポンプは仏式か米式かは自動で調整してくれる)

一番の違いは入れる事のできる最大空気圧が低いということですね。ロードバイク等の高い空気圧を必要とする物にはおすすめできません。また、値段はあまり変わらない点からほぼ上位互換の「フロアポンプ」を買う方がお得なような気がします!

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